じゃりン子チエと「明日、ママがいない」

「明日、ママがいない」というドラマにおいて、主人公が赤ちゃんポスト出身であることを意味する「ポスト」というあだ名にいちゃもんがついて話題になった。(観ていないので合ってるかどうかわかりませんが)これは主人公自身が自嘲をこめて自称したあだ名…

菅原孝標女のヤバさ

今週のお題「日記・手帳」 高校時代、更級日記が好きだった。好きだったというより、あれは同族嫌悪の怖い物見たさだったのだろう。 要するに更級日記というのは、本に人生をめちゃめちゃにされた女の自伝である。私みたいじゃないか。 要しすぎたのでもうす…

金星の風

雲のない淡色の落ち日が冬の訪れを叫んでいるようで11月も終わった。あまりに単純な空模様が異星の夕暮れのようだと思う。塗りつぶしの空、大きく霞む月、赤く硬質な大地に吹きすさぶ風。異星をあらわすにはこれくらい記号を並べれば十分だ。私たちは藤子不…

タルコフスキー「惑星ソラリス」

下高井戸シネマ 13.10.8 タルコフスキー「惑星ソラリス」 いやー、映画みたわー!!って感じの充実感が残る映画だった。 私は「いい映画」という言葉が好きでないのですが、そういう意味では「いい映画」ではないと思う。 発音ソリャーrリスなんだな〜。(r…

リュック・ムレ「食事の起源」

アップリンクF 13.10.6 リュック・ムレ「食事の起源」食の流通、そこでの搾取の構造をひたすら追うみたいな感じ、フランスの話なのでそこに人種差別とか植民地の問題がからんでくる。 対象との距離感が自然でよかったし、単純に(工場見学的な意味で)映像が…

夏の終わり 不倫 でググってきた人、先生怒らないから名乗り出なさい

いいじゃん。しなよ、不倫。夏、終わるもの。 夏が終わる。そしてみんなみんな私を置いてどこかへ行ってしまう。 持ってないから欲しいに決まってるのに、人間持ってたことのあるものしか作れないみたいです。イヤな世の中ですね。 悪人正機っていうのが日本…

藁半紙

むかし住んでいた家に行ってきた。むかしというのは私が五歳までのことだ。ひと昔というのが十年だと知ったのもその頃で、そのときはたいそう長く感じられたものだ。何せ自分の年齢の倍だ。今ではふた昔ぶん生きてしまったけれども。 私がむかし住んでいた家…

デブとしての生、ヤセとしての生

太った。 猛烈に太った。 という3月2日時点の下書きが残っていた。 その時よりも猛烈に太っている今日この頃である。 そろそろデブとして生きる覚悟を決めようかな。 デブとヤセは基本的に違う生き物である。 だから、別に痩せる必要なんてない。 カエルが…

1年生になったら

今週のお題「臨時収入が10万円!何をする?」 友達百人できるかな。 まあどこまでを友達と言うかによりますよね。 臨時収入が10万円!何をする? まあどこまでを10万円と言うかによりますよね。 あなたが千円だと思い込んでるそれが、言いようによっては…

不倫されたいというニーズがあるらしい

このブログ、開設以来数ヶ月放置しているのでもちろん人は来ていない。こういうものはスタートダッシュが大事だ。「新規ブログ」を見に来てくれる数寄ものが結構いたりするのである。 だが、たまに迷い込まれる場合がある。検索キーワード「不倫」である。 …

はー、青島ビール飲みてえ

昨日(というか今日の早朝)のできごと。 私の家は横浜のローカル線沿いにあるため、都内からの終電がちょいとばかし早い。乗り換えを一つ諦めると結構その時間が延ばせるので、タクシーで補って帰宅することも多い。昨日も乗り換え駅でタクシーに乗った。が…

夏の終わりには

アナフィラキシーショックに襲われたわけではないが、諸般の理由で放置していた。端的に言うと不精である。そういや昨日駅でとぼとぼ歩いていたら全速力のハチと正面衝突してしまったんですがお互い何が何だかわからなくって何もなかったかのように元の動作…

深夜一時の話

私は虫が苦手ではない。むしろ好きと言ってもいいだろう。家で見かけるクモの仕草なぞいたいけで可愛いと思っているし、食べることにも抵抗がない。毒さえなければ。 そう、毒さえなければ、である。 いくら私が虫が苦手でないといえども、毒を持っている、…