二〇一六 それでね、今年もやっぱり喪中なのですよ。これでもう二親等は残っておりませんで、あとは父と私っきりなのです。つぎに喪中になるのは私か父が死ぬ時です。ピストルを提げたカウボーイ二人が、背を向け合ってだだっ広い荒野に立ち、スリー、ツー、…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。