デブとしての生、ヤセとしての生

 太った。
 猛烈に太った。
 という3月2日時点の下書きが残っていた。
 その時よりも猛烈に太っている今日この頃である。
 そろそろデブとして生きる覚悟を決めようかな。
 
 デブとヤセは基本的に違う生き物である。
 だから、別に痩せる必要なんてない。
 カエルが湿っているからといって怒る人はいない。ゾウがでかいからといって怒る人はいないのだ。そして、カマキリが細いからといって褒めてくれる人もいない。
 そのかわり、痩せる、あるいは太る時は相当な覚悟が必要である。違う生き物にならなければならないのだから。痩せたいのなんのと言って理屈をこねている間は絶対に痩せない。ヤセという一個種の生き物として、まったく違う生き方をしなければならない。まあ簡単に言うと生活様式を改めましょうねという話で、私にはそれができそうもないのだ。